外壁塗装工事後、住宅の腐食を早めてしまう

新築住宅後、8年~10年後に当たり前のように行われている外壁塗装、目には見えない、外壁裏面側の外壁を支えている木材が腐食している事が気がつかないうちに進んでしまっている。

住宅を外からの風雨から守る為に当たり前のように行われている外壁塗装後に信じられない!驚愕の事実が!

大手ハウスメーカーに依頼をして、新築住宅を建て、その後、10年経ち、新築住宅を建てた、同じハウスメーカーのリフォーム部よりの、住宅メンテナンスの案内で進められ、外壁塗装をしたから、3ヵ月後に塗装した面が小さなひびが出て、その小さなひびを補修してもらい、半年後、別の箇所から大きなひびや塗装の剥離が起き、壁の中がどうなっているのか?外壁を外して、調査をしてみたら、壁の中が外からの雨水の浸入による腐食が進んでしまっている様子の画像→

何故?このような事が起きてしまったのでしょうか?

結論から申しますと、外壁塗装をしてもその塗装面は完全な防水にはなっていず、塗装面は水蒸気を通し、外壁裏面にてその水蒸気が水分に変わり、外壁材の裏面に設置してある防水シート(写真画像の白色の紙シート)面に到達しており、外壁材と窓枠、軒天(屋根の軒先の天井)外壁材の目地等々にコーキングしてあるのですが、そのコーキング部分の設置箇所の細い隙間から雨水が浸透して防水シートに到着しています。(毛細管現象)

このコーキング箇所の顕微鏡で見ないと見えない細い隙間は水分を中に浸透するばかりで、外壁裏面からの湿気は外へはでてこなく、外からのちょっとした小雨の水分を吸うばかりになります。

わかりやすく言いますと、ビルなどの屋上面に防水工事をする場合は脱気塔をつけます。理由は屋上の防水面から浸入した水蒸気が水分になり建物の中に浸透して雨漏りを起こす原因になりますので、防水面から浸入した水蒸気を外へ逃がす為に脱気塔をいくつも設置していくのです。それをしないと雨漏りの原因になってしまいます。(脱気塔:右側参考画像の一番下の画像の2枚)

屋上の防水工事は一般的な外壁塗装などの塗装の防水効果よりも防水効果の高い防水液を使用しても水蒸気が防水面を浸透してしまいますので、一般住宅で施工している外壁塗装は屋上防水よりもそれ以上に外から水蒸気が浸透して壁の中に水分になってしまう事は容易に想像できます。

外壁塗装後も中に設置した防水シート(右側最上位の1番目2番目の写真画像の白色の紙シート)面に外部から外壁裏面に浸透した雨水の通り道になっています。

その水分の通り道になっています。その水分の通り道である防水シートは外壁材を固定する為の水分の通り道になっています。

また、外壁裏面に設置してある防水シートは外壁を固定する為の固定釘や固定ビスで無数に穴が開いています。

それ故に防水シートは穴だらけになっている訳です。

(右側の写真画像の貫通穴)

外壁塗装面から水蒸気が浸入してきた水蒸気が防水シート面で水分になり、また外壁面のコーキング箇所など外壁面の隙間から毛細管現象で浸入してきた水分など、穴だらけになった防水シートの固定釘の貫通穴から防水シート面の裏面のコンパネ(ベニア)部分の木材に水分の逃げ道ができ、木材の腐食を早めていきます。

そのコンパネ(ベニア)の裏面側の住宅壁の重要構造(耐震性や木材の強度が必要な柱や角柱(2×4の角柱)迄、水分がの通り道になり、木材に水分が浸透して、木材の腐食していきます。(右側上の貫通穴から雨水が浸入して腐食した様子の写真参考画像)

このような外壁面の構造になっていますので、外壁塗装施工後は外壁の中に浸入した雨水は外への逃げ道がなく、外から雨水が浸入した水分が壁の中への浸入する一方になり、壁の中に水分が浸入する水分の量が更に大きくなり、壁の中の木材の腐食を早めてしまう危険な状態になってしまいます。

それ故に外壁塗装をするという事は危険な行為なのです!

弊社のほうにアルミサイディングの外壁工事に関する相談が年々多くなってきた理由の一つが過去に外壁塗装してきたが、雨漏りがして、どこの業者でも補修工事を依頼して工事をしてもらったが、いまだに雨漏りが直らないとか、家の中までは雨漏りはしていなかったが、気がつかないうちに木柱が腐食していて、昭和アルミさんに現場調査してもらって、腐食している事実がわかって、びっくりしている、外壁塗装はとても怖いです。結果的に外壁塗装費の2倍3倍の費用で腐食している木材を直す費用かかることになり、アルミサイディングの外壁リフォーム工事よりもお金がかかる事になってしまった、こんな事になるのなら、最初の外壁リフォームの際にアルミサイディングの外壁リフォーム工事をしておけば、良かったと後悔をされている方からのご相談の数が年々多くなっております。

一番怖いのは外壁塗装後に、壁の中に浸入した雨水が壁の木材を腐食させている事に気がつかなくて、安心している間に目に見えないところで、腐食が進んでいる事実がある事なのです。

右側の写真はビルやマンションの屋上に防水処理の工事をする際の設置する脱気塔の画像例です。

この脱気塔は先に書きました、屋上防水後に雨漏りが発生するケースが全国的に数多くあり、防水液を施工しても防水面から水蒸気が浸入しますので、その水蒸気を外へ排出させるために脱気塔を設置して外へ排出させる目的に使用します。

(屋上防水面は水蒸気を通してしまいますので、その水蒸気が水分になり防水面下から突き上げたり、屋上より階下の建物内に雨漏りとしての水分の通り道ができてしまう為、建物内部に水分の逃げ道となって雨漏りが起こす為、そうならにようにする為、防水面から浸入した水蒸気を外への逃げ道を作る為に設置するものであります。)

通常の住宅の外壁材や屋根材はビルなどの防水工事ほどの防水効果はありませんし、屋上防水工事の際に設置する脱気塔のような措置は外壁には設置しませんので、住宅の外壁塗装施工後は、外から浸入する雨水の量は増加する一方で浸入した雨水は外壁から外へは排出しませんので、結果的に内部の木材を気がつかないうちに、腐食を早めて進んでしまっている事実がある怖い話です。

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